地域の病院として
当院は、平成元年に開院した、 一般病棟、療養病棟からなる病床数100床の病院です。
高齢者の入院が多く、透析治療を行っている患者さんが多いことが特徴です。在宅部門や施設を有しており、多職種と連携しながら「住み慣れた地域で暮らし続けられる」支援を行っています。
生活の場に近いところに位置する「地域の病院」として、治療、健康づくり、リハビリテーション、在宅支援を行っています。
地域で生活するために必要な病院
日本は、これまでにないスピードで高齢化が進行しています。
このため、厚生労働省は、2025年をめどに、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。
疾病を抱えていても、住み慣れた生活の場で自分らしい生活を続けるためには、地域における医療と介護の関係機関が連携して、地域を巻き込んだ継続的な医療と介護の提供を行うことが必要になります。
自分の住み慣れたところに帰りたい、もう少しリハビリをしたい、家族の介護疲れを少なくしたい、これからの病院はこれまでのイメージとは違ったものになるかもしれません。
皆さんの希望をできるだけ現実に近づけていただけるようにするため、当院の看護部はみなさんとみなさんの生活を応援します。
患者や家族に寄り添った看護の提供をめざして
看護師ひとりひとりが患者や家族に寄り添い、心のこもった看護を実践することを目指しています。そのために自ら考え実践できる、自律した看護師の育成に努めています。
また、看護部では多くの看護補助者が働いています。病棟では、介護の仕事が初めての職員、ベテランの介護福祉士の資格のある職員等がおり、患者の入院生活を支えています。
看護師、看護補助者それぞれが、専門能力を高めるため努力しています。
小さな病院だからできること
当院は病院の規模としては小さいですが、だからできることがあると考えています。他部門との距離が近く、変化を起こしやすく、また、人を育てやすいという強みがあります。
職員ひとりひとりの顔が見える関係だからこそ、それぞれの特性を知り、それを大切にして、やりがいをもって働き続けられる支援が可能です。自分の生活を大切にしながら、いきいき元気にやりがいをもって働き続けられる職場です。
特徴
看護部の理念
患者や家族の思いに寄り添った看護を提供をします
看護部の基本方針
- 安全で思いやりのある看護を実践します
- 地域の皆様に信頼される看護を目指します
- 専門職業人として自己研鑚に努めます
- 他職種との連携を強化し協働で支援します
- 組織の一員として、健全経営に参画します
- 職場環境を整え、人材の育成に努めます
令和3年度~5年度 看護部スローガン
療養の場をつなぐ・多職種をつなぐ・情報をつなぐ