放射線室
放射線室では、様々な装置を用いて身体各部を画像化し、診断・治療に役立つ医療情報を提供しています。患者さんの安全・快適・満足を最優先にした放射線診療をめざし、患者様が安心して受診・検査が出来るよう常に心がけています。
使用機器
業務内容及び特徴
1.一般撮影検査
一般的に「レントゲン」と言われ、X線を利用した検査です。
胸部、腹部撮影や整形外科領域である、骨、関節、脊椎等の撮影をおこなっています。
人体を透過したX線を瞬時に電気信号に変換し、画像にするデジタルX線検査(DR)を採用し低い被ばく線量でより診断に貢献できる画像を提供しております。
2. X線CT検査
CT(Computed Tomography、コンピュータ断層撮影)検査はX線画像をコンピュータで解析計算し、体内を輪切りに見せたりできる検査です。
また撮影後の画像処理は装置とは別のワークステーションを操作し立体処理や計測処理など多岐にわたる画像を作成提供しています。
当院は80列検出器を搭載したAquilion Prime 80列 (キヤノンメディカル社製)を導入しています。
3. 透視撮影検査
X線TV装置を使用し、リアルタイムに観察部位を確認し撮影しています。
低線量のX線を使って体内を動画としてリアルタイムに観察したり、静止画のX線写真を撮影したりすることができる検査です。
より詳しく検査するために、造影剤というお薬を用いて体内の臓器の形態や機能を見ていきます。
4. 骨密度検査
DXA(デキサ)法を使用し測定部(前腕)に2種類のX線を照射します。
骨のX線吸収率を測定し骨密度を算出します。検査時間は1〜3分程度で自身の骨量が計測できます。